雲フィルターで金環日食を撮る


世紀の金環日食と富士山をなんとか絡めたいと思ったが、
無理なことは観測用専用メガネで太陽を見てみてすぐに分かった。
太陽以外は真っ暗になってしまう。
ならば、木漏れ日が映し出すと言われる地面の金環なら
富士山と絡められるのではと、
行先はそのイメージにぴったりのパインズパークに。
しかし、天気はあいにくの曇り空。
肝心の富士山は見えない。
こうなったらどうでもよいが当然のことながら木漏れ日もない。
恨めしそうに空を眺めていると、
突然流れる雲間に日食が始まった太陽が現れる。
現れたかと思うと、また雲の中。
幸いにも、この雲がフィルターの役目を果たしてくれたために
専用の減光フィルターの手持ちもないのに金環日食が撮れてしまった。

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